「資生堂・サントリーの商品デザイン展」@東京芸術大学
土曜日は、芸大に「資生堂・サントリーの商品デザイン展」を観に行ってきました。
藤崎圭一郎さんのブログで紹介されていて、面白そうだったので。
いやー、凄い企画展でした。見応えあります。
しかも無料。図録はたったの1000円。
デザインや広告を勉強している学生さんは絶対に行くべきです。
資生堂とサントリーといえば、僕の学生の時には
就職したい企業No.1、2といった感じでした。
パッケージも広告も企業イメージも三拍子揃った、カッコいい企業の代表格でした。
今はどうかというと、昔ほどの輝きはない気がします。
実際、この企画展で展示されている商品を見ても、
昔のものほどカッコよくて、新しくなるほど輝きが薄れていきます。
この企画展を見ていると戦前から戦後、
21世紀にかけて日本人が何を求めて、何を失ったのかが何となく分かります。
デザインに気品というか、プライドがどんどんなくなっていくのです。
パッケージの製造・印刷技術は進歩しているのに、デザインが進歩しているようには見えない。
音楽も映画もインテリアデザインも、70年代くらいまでに出尽くしてしまった
とよく言われますが、その理由は何なのか。
それは消費者である僕らのモノに対する考え方の反映なのでは。
使い捨て、ブックオフ、ツタヤといったものがデフォルトになり、
所有せずして一度体験すればいいという自由と引き替えに、
所有したいと思うものも必要とされなくなったのでは。
それがいいことなのか悪いことなのかは、10年ぐらい経たないと分からないでしょう。
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