杉本博司インタビュー@TOKYO SOURCEを読む。
TOKYO SOURCEに掲載されている杉本博司氏のインタビューを読んだ。
最近、草間彌生の自伝「無限の網」を読み返していたんだけど、
一流のアーティストは作品だけじゃなくて、喋ることも面白い。
中でも興味深かったのは、「教育は全然嫌い」と言っていること。
教えるよりも、自分で作ってる方が世の中にも貢献するよね。大体、教えるようになったら、アーティストは駄目になる。教えることで収入が安定して、暇な時間に自分の作品をつくるというのは、アーティストとしてプロじゃないよ。
この発言が端的に表しているのは、
人は満たされた状態に居続けると表現する必要はないということ。
欲しいものがないからつくる、何かをつくらないと正気でいられない、
という動機があって初めてその表現は人を動かすのだろう。
それにしても、このインタビューを読むともっと杉本氏の話を聞きたいと思う。
これだけ歴史やアートのことを面白く話せる人は見たことがない。
彼の作品づくりの根幹にあるのは、起源に遡って考える、という姿勢だ。
今の日本人が一番苦手とするやり方を、彼は一人黙々と実行している。
勇気が湧いてくる素晴らしいインタビューだ。
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