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水泳が楽しくてたまらない。

数年前までプールといえば、泳ぎに行くというより、夏の暑い盛りに涼みに行くところだった。クロールはいつも25mしか泳げなかったし、平泳ぎでも50m泳ぐと息も絶え絶え。休みなく泳ぎ続けられる人たちとは、どこか体の仕組みが違うのではないかと思っていた。あるいは小さい頃の喘息のせいで、呼吸に問題があるのかもしれないのではないかと。

定期的に泳ぎ始めたのは、去年近所の区営スポーツセンターの室内プールに行ったのがきっかけだ。ジョギングは既に習慣化していたが、毎日走る必要もないので、走らない日は泳いでみるかという思いつきだった。このプールにはジャグジーやサウナもついていて、平泳ぎを中心にちんたら泳いではジャグジーで休んでいた。この頃はクロールも平泳ぎも、頑張っても50mしか泳げなかった。それでも数日おきにプールに通うのが、いつの間にか習慣になった。

今年の4月に、友人と50mプールに行ってみようという話になり、千駄ヶ谷の東京体育館に足を運んだ。千駄ヶ谷といえば、小学生か中学生の頃、神宮プールに何回か泳ぎに行った記憶があった。初めて50mのプールで泳いだのがここだった。水深が深くて足がつかず、怖かったのをよく覚えている。

東京体育館のプールは、理屈ではなく一目で気に入ってしまった。近所の区営スポーツセンターに行くのをやめてすぐにここの会員になり、電車で25分かけて通うことにした。気が向けば、片道1時間かけて走って行くこともある。

ここの50mプールは、最初の浅い数mをのぞいて、水深が2.3mある。50m泳いだ先も、ロープや壁につかまらないと足がつかない。もちろん捕まって休んでもいいのだが、どうせならターンしてそのまま100m泳ぎたい。そう思ってやってみたら、意外にあっさり100m泳げるようになった。100m泳げたらまたターンして100m、と繰り返していくうちに、休まずに1km以上泳げるようになっていた。平泳ぎとクロール、背泳ぎのミックスで。

長い距離を泳げるようになったのは、今までどうしてもできなかったクロールの息継ぎが無理なくできるようになったからだ。今まで何が問題だったのかというと、水中でずっと息を止めていて、息継ぎする時にまとめて吐いていたのがダメだったのだ。水中で鼻から息を少しずつ吐き続け、息継ぎの時にダメ押し的に息を吐いてから息を吸うことで、無理なく息継ぎできるようになった。息を吐き出し足りていなかったわけだ。

ランニングで初めて10km走れるようになった時も嬉しかったが、コンスタントに1回で3~4km泳げるようになったのは本当に嬉しかった。ランにランニングハイがあるように、水泳にもスイミングハイがある。平泳ぎやクロールを続けているとこれは瞑想かも、という気分になることがある。隣のレーンの人と競争するのではなく、自分自身がいかに気持ちよく泳ぐかだけに集中すると、時々至福の瞬間が訪れる。

ランも水泳も、シューズや水着以外の道具を使わない素手のスポーツ。一人でやる分には、勝ったも負けたもない。その極度なシンプルさに、実は小さい頃から憧れていたのだと思う。昔できなかったことがこの年になってようやくできるようになったことに、今とても興奮している。

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